Archive for , 2006

暴走特急

土曜日,月 29th, 2006

スティーヴン・セガールが演じた『沈黙の戦艦』の「最強のコック」が再び大活躍する、シリーズの第2弾である。 元ネイビー・シールズの料理人、ケイシー・ライバック(セガール)。彼が休暇中の旅行で乗った豪華列車グランド・コンチネンタルが、テロリスト集団に乗っ取られてしまう。ライバックは1人ゲリラ戦を仕掛け、次々とテロリストを倒していく。前作は船内、今回は列車内と、密室の舞台を縦横無尽に駆け抜け、さまざまな方法で敵を料理していく。ライバックの「鉄人シェフ」ぶりが頼もしい、痛快アクション・ムービーとなっている。 本物そっくりに再現された、優雅でゴージャスな列車として名高いグランド・コンチネンタル。走り抜けるロッキー山脈の大自然が、また壮大で美しい。(伊藤文恵)

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羊たちの沈黙 アルティメット・エディション

土曜日,月 29th, 2006

大柄な白人女性が皮を剥がれて殺される凄惨な事件が多発していた。捜査に行き詰まったFBIは訓練生クラリスに、自らの患者を9人も惨殺して食べた獄中の天才精神科医レクター博士に協力を求め犯人像を割り出すという命令を与える。 紳士で知的な殺人鬼レクター博士。この極端な二面性をもった役柄をアンソニー・ホプキンスは実に魅力的に演技。ジョディー・フォスター演じる純粋で実直なクラリスとレクターとの人物対比は秀逸だ。後半に登場する狂気の染みついた犯人の家はその情景描写だけで十分に気味悪く、そこでの緊張感あふれるクライマックスシーンはまさに映画の醍醐味である。アカデミー賞主要5部門を独占。サイコ・サスペンス映画として1つの頂点を極めた作品である。(ビーンズおがわ)

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コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション

金曜日,月 28th, 2006

大学進学率が最低で、卒業後は犯罪者の道を歩むものも多いという落ちこぼれリッチモンド高校のバスケットボール・チーム“オイラーズ”に、同校のOBカーター(サミュエル・L・ジャクソン)がコーチとして赴任してきた。彼は厳しい指導とともに学業や生活態度も重視。はじめ反発していた生徒たちも徐々に彼の教えに従うようになり、チームはめざましい活躍を見せるようになるが……。実話を基にしたヒューマン・スポーツ映画。スポーツのみならず、学業をおろそかにしたら試合に出さないという主人公コーチの信念が、生徒よりもむしろ大人たちから反発を食らうあたりがリアルで面白い。生徒たちひとりひとりにも焦点が当てられ、青春ものとしてもきちんとできている。アメリカ映画ならではの水準作。監督は『セイブ・ザ・ラストダンス』などのトーマス・カーター。(増當竜也)

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